2019年10月 淡路島 ホテルニューアワジ別邸 淡路夢泉景

淡路夢泉景の松涛閣の和室からの景色

また行って参りました、淡路島。友人にも「少し前にも行ってなかったっけ?」と言われたけれど、何度訪れても飽きなくて好きでまた行きたくなる。お宿は前回、初めて泊まって納得の充実度だったホテルニューアワジ系列の、「淡路夢泉景」にしました。今回は宿内で夕食をいただいたので写真盛りだくさんでご紹介します。

 

2019年4月 淡路島1泊2日

 

夢泉景にはお部屋タイプがいくつかありますが、もちろん我が家は一番リーズナブルなお部屋です。娘が学校から帰ってきてから向かったので、到着したのはもう夕方17時を過ぎていて。お部屋からのきれいな景色は翌日の楽しみとなりました。
約50平米、12畳のゆったりした和室に海を臨める広縁がついています。広縁の両端にミニバーと電話が置かれたミニ書斎スペースがあります。ミニバーは飲み物がたくさん詰まっていますが持参したものも入れるスペースはあるし、お茶やドリップコーヒーなどひととおりあり。
アメニティも不足なく、こども用の浴衣は80cm以上で3サイズご用意あり。追加料金はありません。こういうのは地味にうれしい。

 

淡路夢泉景の松涛閣の和室
淡路夢泉景の松涛閣の和室のミニバー

 

まずはお部屋から一番近い「天宮の雫」へ行きました。前回夕方に入って温泉と一緒にきれいな海景を楽しめたので、娘が行きたいと。波音の臨場感が迫力ある下階のお風呂と、海との一体感を楽しめるインフィニティープール的な上階のお風呂、というメゾネットタイプの温泉です。ちょうど夕食のスタート時間と重なり貸し切り状態。だったのはいいけれど、下の階のお風呂は暗くて若干怖かったです。行き来する階段の足元も暗さで少々不安になったので、朝、日が昇るころに入ればよかったなと思ったり。でも広いお風呂を貸し切れたのはやっぱりいいですね!

 

淡路夢泉景の天宮の雫へのアプローチ

 

ニューアワジさんの脱衣場はお掃除が行き届いているし、タオルがたっぷり用意されているのがいい。それはもちろんエコ観点からすると贅沢だなとは思うのだけれど、温泉にきたときぐらい贅沢にタオルを使いたいんですよ…(普段洗濯に追われている立場の正直なつぶやき)。湯上り処には冷たいものと常温の2種類のお茶が用意されているのもうれしい。
ほかにも「ホテルニューアワジ」にある「くにうみの湯」「淡路棚田の湯」(男女入れ替え制)にも湯めぐりができます。小さい船に乗れば「島花」にあるお風呂へも行けるし、館内は浴衣で移動できます。

 

淡路夢泉景の鍋ダイニングいいそでの夕食

 

楽しみにしていた夕食はお部屋ではなく鍋ダイニング「いいそ」という食事処でいただきます。お部屋食もいいけれど、私は部屋食より食事処でいただく夕食のほうが好きだったりする。お酒の追加注文のタイミング、片付けのタイミング、おふとん敷きのタイミングを気にしなくてもいいし、なにより食事のにおいがお部屋に残らない。宿に泊まりながら外食の気分も味わえるし。

 

淡路夢泉景の鍋ダイニングいいその八寸
淡路夢泉景の鍋ダイニングいいその地たこの黄味酢
淡路夢泉景の鍋ダイニングいいその鮮魚取り合わせ

 

「秋の彩り八寸」。おくらの山葵和えいくらのせ、貝柱しんじょう焼き(うろ覚え)、煮だこ、鳴門金時。私この4種だけで日本酒一合飲めます。山葵和えは風味程度の辛さだったので娘も喜んで食べていました。そうそう、小学生以上は大人と同じお食事になります。ちなみにお酒は地元のお酒、千年一と都美人の飲み比べからの白ワイン、赤ワインをグラスでいただきました。
「地蛸の酢の物」は、たこの柔らかさ味わい深さにわかめの濃いうまみと食感、黄味酢のまろやかな酸味の組み合わせが絶妙でおいしかったなあ。下に敷いてある大根もなますのように下味がつけられていて丁寧な一品。後日さっそくまねして作ってみたり。
「鮮魚取り合わせ」は、旬の太刀魚、かんぱち、鯛。見ただけで分かる鮮度の良さで美しい。特に太刀魚!身が分厚くてでもしっとり柔らかで、友人が「この時季のドラゴンサイズの太刀魚が最強に美味」と言うのを体感しました。そして添えてあるわかめがやっぱりおいしくて残さずいただく。

 

淡路夢泉景の鍋ダイニングいいその紅葉鯛玉ねぎほう葉味噌
淡路夢泉景の鍋ダイニングいいその淡路牛と阿波尾鶏のすき焼き
淡路夢泉景の鍋ダイニングいいそのほうじ茶アイスクリーム

 

「近海で獲れた紅葉鯛の朴葉焼 玉葱味噌」は、朴葉味噌焼き好きな自分にたまらない一品でした。玉ねぎ味噌が甘みのある優しい味わいなので、鯛の味わいを邪魔することなく美味しくいただけました。
メインの「淡路牛と阿波尾鶏のすき焼き鍋」、サービスの方と話をしていて調理前の食材写真を撮り忘れ、焼いている途中のこんな写真で失礼いたします。関西風に、先に醤油と砂糖で焼いただけのお肉を卵をつけずにいただけるのがうれしい。お肉本来の味を楽しみたいのですき焼きよりもこっちの状態のほうが好きだったりします。淡路牛はほどよく赤身も残ったサシの入ったお肉、阿波尾鶏も久しぶりにいただきましたがやっぱりおいしかったなあ。そこから割り下を使って調理してくださいますが、割り下もあっさりタイプでよかった。
お食事として地元の麺「淡路島ぬーどる」をいただけます。ごはんが欲しければこれも地元のブランド米、鮎原米というキヌヒカリをいただくこともできます。
水菓子は「ほうじ茶アイスクリーム」。最中の皮が別添えになっています。

地産地消というのはこういうことなんだなあと感じるしみじみとおいしい夕食に大満足。この夕食をいただいただけでも淡路島の豊かさが分かると思います。冬は三年とらふぐのてっちり、夏は地元の鱧と四季を通しておいしい鍋料理をいただけるようなので、また違う季節に訪れてみたい。

食後は「棚田の湯」へ。のんびりしすぎて風呂上りに娘が楽しみにしていたゲームコーナーが閉店(22時まで)していたので、ゲームがしたいお子様連れは早めにどうぞ。

 

淡路夢泉景の朝食のおかずいろいろ
淡路夢泉景の朝食の磯焼き海苔
淡路夢泉景の朝食の鯵の干物

 

朝食はお部屋食。卵料理は茶わん蒸し、出汁巻き、温泉卵から前日に選びます。
ひじき煮、めかぶ、くぎ煮、お浸し、玉ねぎサラダ、椎茸の佃煮、鯵の干物、磯焼き海苔、蒸し野菜など、たっぷりのおかずにおいしいお米。磯焼き海苔は、ごはんにのせてお醤油をたらしてもいいし、お味噌汁に入れてもおいしいです。鯵の干物がふんわりしっとりでさすがのおいしさでした。
ほかにも洋朝食や海鮮山掛け御膳も事前に選べるそう。小学生の娘には鯵の干物のかわりにウインナーとマッシュポテトが付いていました。

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