2019年10月 淡路島 福良CAP~淡路人形館~G.エルム~福良マルシェ

福良CAP

淡路島2日目はホテルニューアワジからもほど近い平岡農園でみかん狩りをし、みかんやレモンを買った後、福良へ向かいました。馴染みがないと読めない地名。ふくら、と読みます。洲本から車で40分程度の距離、淡路島の南西にある南あわじ市の港町です。福良には今まで軽く通るか、お寿司屋さんへ行くかしかなかったので、ゆっくりまち歩きできて楽しかった。まだまだ足りないぐらいでした。このあとご紹介するお店や施設はすべて徒歩で回れる距離にあり、駐車場はたくさんあるので安心。

 

チャレンジモール 福良CAP

2019年7月にオープンしたばかりの施設です。

「CAP」とは「Challenge」「action」「pleasure」の頭文字を取っており、新たに挑戦しようとする人たちに、実際にアクションを起こせる場を提供し、お客様や地域も喜びに包まれていく事を目指したプロジェクトです。(HPより)

ということで、淡路島産食材を使ったお料理をいただけるテイクアウト専門のお店が6店舗並んでいます。

 

福良CAPのカレー屋るつぼや

 

お店はかわいいブルーのコンテナづくりになっていて、コの字型に並んでいます。中央部分には少しですがテーブルや椅子があり、その場でいただくことも可能。上の写真は洲本にあるカレー屋さん「るつぼや」の店舗。

 

福良CAPの志知カフェの淡路牛ステーキ重

 

さっそくランチをいただきました。祝日ということもありどのお店もオーダーしてから少々待ち時間がかかりますが、その間にコンビニに飲み物を買いに行ったりできるので(徒歩2分程度)それほど苦にはなりません。
私が選んだのは、「志知カフェ海の倉庫」の淡路牛特上ステーキ重、お値段は2,000円ほど。お値段半分の淡路牛ステーキ丼もあったのだけれど、お店の方に伺ったところ全然違う、とおっしゃっていたので(もちろんお安い方も十分おいしいだろうと思います)、そういう場合よりおいしいものを選んでしまう私…。でも納得のおいしさでした。柔らかいのは当然なのですが、前日のすき焼きでも思ったしつこすぎないさらっとした脂の旨味が、ロースやバラが少々厳しい自分にもおいしくいただけます。なんだろう、やっぱり牛が食べているものの差なのかな。ちなみに淡路牛と淡路ビーフは名前は似ていますが似て非なるものです。

参考 淡路畜産農業協同組合連合会 淡路ビーフをもっと知りたい

お肉だけでなく付け合わせのサラダやごはんもちゃんとおいしかったのがよかったです。夫はハンバーガー、娘は玉ねぎがごろっとのったカレーを食べていて、どちらもおいしかったようで完食でした。娘、たくさんみかんを食べていたのに。海の近くで雰囲気もよく、おいしくていわゆる「映え」なものをいただける新スポットでした。

淡路人形館

文楽好きとしては一度は観てみたかった淡路人形座の舞台を観劇してきました。この日は「戎舞」の日。日によって演目と入場料金が異なります。1日に4回、休館日を除いて基本的に毎日公演があるようです。

 

淡路人形館

 

ツアーかなにかの団体客が入っていてにぎやかな公演でした。お人形説明とえびす様のお話という初見の方にも見やすい公演で、観客の方々からおひねりも(おひねり用の包み紙は用意あり、投げ方は事前にアナウンスあり)。文楽座しか観たことがない自分には興味深くおもしろかったです。女性の太夫さんを初めて聴きましたが、これはこれでいいなあと。なんだか寝入りばなに昔話を聞いているような落ち着くような感じ。人形遣いさんは黒衣、動きがこなれていて無駄がなく、さすがに1日4公演されているというのが分かる。お人形説明でぐっと掴んでからの戎舞、よかったです。人形浄瑠璃ってなかなか観る機会がないと思うのですが、こういう場所にあると観光の中に組み込めるのが魅力的だと思いました。そういう部分も含め、気楽に楽しめる庶民の娯楽、というかつての人形浄瑠璃の楽しみ方を想像できました。
そして、この人形館の建物自体がすごくかっこいいので、その点もおすすめ。

〇G.エルム

私が淡路島へ旅行として行き始めたのはおそらく14、5年ほど前で、その頃はまだSAVVY(サヴィ、関東圏のOZmagazineのようなタウン誌)の淡路島特集もあまりなかったように記憶していますが、しばらくして掲載されるようになったのがこのジェラートのお店。調べてみたところ独立店舗をかまえられたのが2007年とのこと。長年行きたいと思いつつなかなか行けなくて、今回初めて行けた!15時より早い時間帯だったので祝日でも待たずに注文して店内でいただけましたが、帰るころには行列が。大人気のお店です。

 

G-ELMのアーモンドのジェラート

 

私がお願いしたのはアーモンドのジェラート。ナッツのジェラートが無条件で好きなため迷わず選びました。すごくおいしかった!小さめのアーモンドがアクセントになりつつ、香ばしいナッツの風味とミルクのクリーミーさのバランスがとてもいい。帰ってきて調べところ楽天にショップを出されていることを知り、おうちでもいただけると思いうれしくなりました。
娘はみかんジェラートを食べていて、午前中にさんざんみかん狩りでみかんを食べたくせにまだまだおいしく食べていたので、やっぱり地元食材のフレーバーもいただけばよかったと後悔(速攻でアーモンドに決めたためあまり記憶がない)。なので私も楽天からオーダーすることにします…。

 

 

福良マルシェ

G.エルムのすぐ近くのマルシェです。扱われている海産物や野菜、加工品はすべて淡路島産、併設されたイートインスペースには売り場のお刺身などをセルフでアレンジできる海鮮丼や淡路島の玉ねぎをのせたピザなどもいただける、グルメ好きにはたまらないスポット。

 

福良マルシェ
淡路島の福良マルシェで買ってきた玉ねぎ
淡路島・福良港のしらすなど

 

店内は大きくはないけれど地の食材だらけということで目移りして困る。だって、原産地とか加工地とか、気にしなくていいんです。それだけですごくありがたい。まずは絶対に買って帰りたかった玉ねぎとしらすを買いました。玉ねぎは生産者さんがいくつもあるので値段や1ネット内の数量など好みで選べばいいかなあと思います。食べ比べはしたことがないけれど、どれも立派に大きくてはり艶があり、甘くておいしいです。
しらす!!!これが一番おすすめ。私は3パック買いましたがすぐなくなりました。もう口に入れたときの食感のふわっとさ加減がたまらないです。やさしい甘みと旨味が心地よく、そのままもいただくもよし、ごはんにのせてもほんの少し醤油を垂らしてもいい、しらすおろしもいいしピザもいい(これはその3パックで楽しんだ食事の羅列)。市場通の友人もこのしらすはおいしいねと言うお墨付きです。もしここを読んでくださり淡路島旅行を検討される方がいらっしゃいましたら、玉ねぎはもちろんしらすもぜひどうぞ!
福良マルシェには12時前と15時過ぎに寄りましたが、12時前にたくさんあった地元のお店のおいしそうなお惣菜(たこめし、巻き寿司、南蛮漬け、唐揚げなどの海鮮のお惣菜)が15時過ぎにはほぼ売り切れていたので、土日などはタイミングが大切かと。帰りにこのお惣菜を買って帰って夕食にしようと思っていたので、早めに買っておけばよかったと再び幸せな後悔です。また次回の楽しみができました。
干物はまだ食べていないけれど見ただけでおいしいと思い。わかめはすみません、福良マルシェではなく淡路SAで買ったものですが試食して納得のおいしさだったので一緒に撮りました。
保冷剤や保冷バッグも取り扱いされていますので持ち帰り時間が気になる方でも検討はできます。食品の持ち帰りはそれが一番気になりますもの。10月、淡路島から大阪までの帰路では保冷剤+保冷バッグで十分だったけれど、夏場は厳しいかもしれません。

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