前回はシンプルにステーキとしていただいた楽天市場の「ハイ食材室」さんの「ナチュラルビーフ角切りステーキ」。残り2袋、計1kgが冷凍庫にあったので、まとめて下処理して二種類のお料理、味噌漬けと赤ワイン煮込みにしてみました。
「オーシャンビーフ角切りステーキ」とは
NZ産オーシャンビーフ。成長ホルモン剤やステロイド等一切不使用のナチュラルビーフ。ハイ食材室さんで販売されている「1ポンドステーキ」を製造する際に出たかたまりをサイコロ状にカットしたものだそう。「ランプステーキ、またの名をトップサーロイン」と商品紹介にありました。
通常は税込1,598円ですが、セールで税込1,080円にて購入しました。
食べ方その二 味噌漬け
味噌漬けはお肉もお魚もおいしいけれど、中でもリッチな気分になれるのはやっぱり牛肉。脂の少ない赤身のお肉がどんな感じになるのか試してみました。
まずは前回同様下処理から始めます。
2袋をまとめて解凍し、ミートテンダーでぐさぐさにし、赤身ばかりの部位(写真右)と脂や筋が混じった部位(写真左)を分けました。味噌漬けには赤身の部位を使い、計量したところ約400g。
漬け地の材料も以前レシピにあげたものと同じで分量も同じ、今回はにんにくのすりおろしをひとかけら分追加して漬け込みました。お味噌はたまたま二種類あったので混ぜて使いましたが、もちろん一種類で大丈夫。真ん中の「のみりんこ」と書かれている瓶は、鍋島会でお世話になっている友人からいただいた佐賀の小松酒造の飲用のみりんです。のむためにつくりました、というみりんを贅沢に料理に使用していて申し訳ないけれど、めちゃくちゃおいしいみりんです。
お肉の上にぐちゃっとした袋に入った茶色いものがありますが、これが漬け地。
味噌漬け用漬け地(2~3人分)
信州味噌 大2
みりん 大1
酒 大1/2
メープルシロップまたは蜂蜜 大1
おろしにんにく ひとかけら分
2日漬けて味噌をよくぬぐって焼いたものがトップの写真。味噌漬けで水分が抜けて身がしまっている分、ステーキよりはしっかりした食感にはなりますが、バラやサーロインなどのような脂の香りたっぷりの部分の味噌漬けとは全く違う味わいで、これはこれで私は好き。家族にも好評でした。お弁当にこれが入っていたらうれしいだろうなあ。にんにくは今回のように一緒に漬け込まず、ステーキのときのようにガーリックオイルとチップにして別に食べてもいいかもしれない。そのほうがよりシンプルにお肉とお味噌を味わえそうです。
食べ方その三 赤ワイン煮込み
レビューを見るに、カレーにしたらおいしかった、など煮込みにしている方もたくさんいらっしゃったので、いつもの赤ワイン煮込みです。これも以前あげたレシピと同じように作りました。お肉の分量(今回は約600g)が違うので、材料は全体的に少な目にして。
コストコのビーフリブフィンガーの赤ワイン煮込みとは違って脂がほとんど出ず、煮込んでいるときに灰汁が少々あったので、それだけはしっかり取りました。
ごろっとした肉感で繊維がほぐれる感じの赤ワイン煮込み、なかなかよかったです。もっとぱさぱさな食感になるかと思ったのだけれど大丈夫。仕上げに生クリームなんか垂らすと最高だと思う!
3種類に展開してみて、味噌漬けや赤ワイン煮込みって調理法としてやっぱりすごく理にかなっていて簡単でおいしくなるんだということを実感しました。またセールを狙って買いたいと思います。