2023年10月 兵庫・神戸 【ホテルセトレ神戸・舞子】 DINING ROOM IN THE MAIKO

セトレ舞子のディナー「贈り物」

夕食は「DINING ROOM IN THE MAIKO」というレストランでいただきます。
こちらでいただけるドリンクもインクルーシブ。
ということで、1品ずつペアリングされたナチュラルワインをいただきながらの11品のフルコース「Regalo ~贈り物~」、スタートです。

2023年10月 ホテルセトレ神戸・舞子 クラブラウンジ

セトレ舞子のディナー「始まりの淡路」1

セトレ舞子のディナー「始まりの淡路」2

セトレ舞子のディナー「始まりの淡路」3

~始まりの淡路~
太刀魚 えのき茸 青紫蘇 さくら卵
淡路どり 焼き海苔
中トロ 茄子 タイガーメロン
コント・ロワイエ・ド・ブラヴァー/フランス

真ん中の淡路島の形をした青いお皿がとても印象的で素敵。
淡路島を代表する季節の食材がふんだんに使われた3品、これだけでもワイン1本空きそう、笑。
真ん中の淡路どりは、パテっぽくなっていて、焼き海苔のチップスとワカモレ的な茄子のピュレと一緒にいただくと、タコスみたいにおいしい。
淡路瓦の小皿に乗っていて、これがまたかわいくって買おうかどうか迷った(買えばよかった)
素材の組み合わせもおもしろくて、興味津々。
ワインは、アイレン100%のすっきりフルーティーなブランドブラン。

セトレ舞子のディナー「大地の一皿」

セトレ舞子のディナー、リヴィング・アース

~大地の一皿~
柴山さんの西洋野菜
前浜の魚介
リヴィング・アース/フランス

大地をイメージした盛り付けが美しいひと皿。
新鮮そのものの野菜と魚介がとっても美味。
ワインは好みのシャルドネで多分飲んだことがあるなあと思っていたら、以前とはエチケットが変わっていた!
この方が素敵!
名前からしてこのお料理にぴったり。

セトレ舞子のディナー、アランスコット・ピノ・ノワール

~秋暁~
南瓜 鹿 実山椒 椎茸
アランスコット・ピノ・ノワール/ニュージーランド

このジビエがものすごく美しくておいしかったのに、写真を撮り忘れるという失態。
おいしいおいしいと言いながら食べて飲んでいたら、ワインをペアリングされているというサービスの方が来てくださり、ジビエやワインの話を伺いながら舌鼓を打っていたら、完全に忘れていました。
ジビエの旬は冬、と思いがちだけれど、鹿は春から秋がおいしい。学びました。
ワインもおいしくておかわり。もう一度いただきたいひと皿。

セトレ舞子のディナー「SETRE's Specialite」

セトレ舞子のディナー、WGベルククロシュター

~SETRE’s Specialite~
車海老 青林檎 パプリカ 菜の花オイル ツルムラサキ
WGベルククロシュター/ドイツ

大好物の海老のお料理、なのですが、こちらはそれほど印象がなかった。
車海老だと、やっぱりシンプルに天ぷらが一番、と思ってしまっているからかも。
殻の香ばしさとパプリカのソースは絶妙。
そしてワインも気に入ってこちらもおかわりしてしまいました。
無濾過、無清澄、葡萄はピノグリ、バッカス、ピノブラン、リースリング。
青みのある香りにふくよかな味わい。おいしかった!

セトレ舞子のディナー「秋の海」

セトレ舞子のディナー、ラ・サバタ・クレマ・デルタ・ドゥナリ

~秋の海~
剣先イカ マッシュルーム 青柚子 しらす
ラ・サバタ・クレマ・デルタ・ドゥナリ/ルーマニア

香りからしておいしかったパスタ。
イタリアのマルケ州のお料理できのことイカのパスタがあるように、この2つはやっぱり相性抜群。
青柚子としらすがまたいいアクセントになって、普通のポーションで食べたいくらい。
ワインはルーマニアの土着品種、フェテアスカ・レガーラという葡萄で初めていただいた。
フローラルな香りで柔らかな飲み口のワイン、こちらもおいしかったなあ。

セトレ舞子のディナー「恵み」

~恵み~
鰆 さつまいも
アンソニカ/イタリア

明石や淡路島といえば鰆もよくとれる、ということで、こちらも食べられてうれしかったひと皿。
家ではなかなかクリームソースと鰆を合わすことがない(というか兵庫県産の鰆自体なかなか買えない、近いのに)ので、新鮮な味わいでおいしかった。
改めて、鰆っていろいろなお料理にアレンジできるお魚だと実感。
鰆に感嘆していてワインの写真を撮り忘れたのだけれど、アンソニカもあまり飲んだことがないと思う品種。
どのワインもそれぞれおいしくて、これが全部インクルーシブだと思うと、最高すぎて思い出しながら震えます、笑

セトレ舞子のディナー「至高」

セトレ舞子のディナー、リムニオナ

~至高~
椚座牛 じゃがいも 淡路玉ねぎ 人参
リムニオナ/ギリシャ

お口直しにコンブチャをはさんでからのメインディッシュ。
これでもかという特産物づくしでまさに至高のひと皿。言わずもがなで美味。
おいしいお肉をこのぐらいの量でいただくのが至福となったお年頃です。
そしてワインもおいしくて。初めてのリムニオナ、かつては絶滅寸前だったそう。
フルボディなのに重すぎずフルーティーで、バランスのよいおいしさ。
ギリシャワインも、ルーマニアのワインと同じく古い品種や土着品種が多く、まだまだ知らないワインがたくさんありすぎるので、ペアリングでいただけるのは貴重な機会。

~〆の一品~
明石鯛 ヒノヒカリ

明石の鯛で鯛茶漬け。
熱々のお出汁を注いでいたくお茶漬け、ここにきてお米が出てきたため、どうしても日本酒を合わせたくなり、セルフペアリングしてしまう。
神戸酒心館の福寿を持ってきてくださいました(インクルーシブ外のため別料金)
やっぱりお米にはお米が合う!
満腹なのにおいしくてさらりと食べてしまった。

セトレ舞子のディナー「秋の星」

~秋の星~
葡萄 ココナッツ
ポルト酒/ポルトガル

お茶漬けでさらに満腹になったくせに、大好きなココナッツのデザートが出てきたため、喜んで完食。
普段食事の最後に甘いものを食べないので、満たされ感が半端ない。
結びの小菓子でコース終了、ごちそうさまでした!

2時間かけてゆっくりいただく大満足のフルコース。
これほど時間をかけて子連れでゆっくり、ゆったりと食事をすることなど滅多にないので、より一層おいしくて楽しい時間になりました。
お料理はもちろん、サービスの方々もみなさま親切でさすがプロのお仕事。
早めに予約すれば、サンセットを眺めながら食事することもできて、それもまた素敵だろうなあ。

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