汁物に入れて終わりになりがちなお麩。お麩とひとことで言ってもいくつも種類があります。うちでよく使うのは断然大き目のお麩。手に入りやすい車麩を始め、沖縄麩や板麩、乾物ではないけれど生麩も好き。今回は初めましての仙台麩を使ってみました。
仙台麩は以前、トマトと合わせたおでんをいただいたときに初めて知ったもの。バゲットのような見た目で味染みがよくて自宅でもおでんで使いたいと思って買っておいたものの、おでん会を開くどころではなくなってしまい。季節も移り替わってしまったので我が家の定番、炒め物にしました。
お麩とトマト、卵の炒めもの
材料(3人分)
お麩 約50g(今回は仙台麩)
トマト 1~2個(今回は小さめだったので3個)
卵 2個
乾燥わかめ 約5g
細ねぎ 3本程
しょうが ひとかけら
●無添がらスープ 大さじ1
●水 大さじ2
オイスターソース 大さじ1~
塩、こしょう
油
作り方
1.お麩とわかめを戻す
お麩とわかめを表示通り戻します。乾燥わかめではなく生わかめでも。生わかめだと仕上がりの色が緑できれい。
2.戻したお麩とわかめ、トマト、卵、細ねぎ、しょうがの準備をする
戻したお麩は1cm程度の厚さに切ってほどよく絞り、●の調味料を合わせたものを吸わせておく。
トマトはくしがた切り、わかめはざく切り、細ねぎは斜め切り、しょうがは千切りにし、卵は溶いて塩少々を入れよく混ぜる。
3.卵、お麩をそれぞれ焼いて取り出す
油を大さじ2ほど入れたフライパンに卵を入れ半熟程度まで焼いて取り出す。その後油を適量足しスープを吸わせたお麩を油を敷いたフライパンで少し色づいてかりっとする程度に焼いて取り出す。
4.すべての材料を炒め合わせる
油大さじ1をフライパンに足し、しょうがを入れて香りが出てくる程度まで炒め、わかめ、お麩、卵、ねぎ、トマトの順に材料を戻し入れ、塩、こしょうを少々ふり、オイスターソースをざっと全体にかけて出来上がり。
ポイントなど
全ての材料をざっと合わせて炒める炒めものでない分手順は少々かかりますが、それぞれの味の主張が分かります。卵とトマトの炒め物は娘の好物なので頻繁に作りますが、わかめも相性がよくって。
鶏ガラスープを染み込ませたお麩をかむとじゅわっとスープが広がって、お肉を食べているような満足感。染み込ませるスープの量は、スープと水を1対2程度の割合にすればいいので、もしお麩がもう少し少なめなら量を調節してください。
献立はこんな具合でした。
お麩とトマト、卵の炒めもの
よこわのお造り
ヤングコーンのグリル焼き
きゅうりの浅漬け
豆腐とねぎのお味噌汁