【レシピ】たけのこのマリネ

筍のマリネ

春の野菜はほんの少しの苦みが心地よくて大好きです。特に好きなのがたけのこ。煮物に天ぷら、炊き込みごはんと和食にすることが多いけれど、生クリームやガーリックやオイルとも相性がいいし、下ごしらえさえやってしまえばアレンジはいくらでも。
そんなたけのこの一番好きな食べ方が、このマリネです。

もともと友人がお花見の席に手作りのこの料理を持参してきたのをいただき、あまりのおいしさに作り方を訊ねたのがきっかけ。なので、本家の友人のマリネを食べると、ううむやっぱり彼女のマリネが一番、となるのだけれど、たけのこのおいしさをシンプル簡単に味わえるので、こりずに何度も作っています。

たけのこのマリネ

材料

 

筍のマリネの材料

 

ゆでたけのこ 400~450g(小さいものなら2本程度)
塩 小さじ1/3~1/2
醤油 小さじ2
E.V.オリーブオイル 大さじ3程度
オリーブオイル 大さじ1程度
にんにく 1片
レモン汁 大1さじ程度
木の芽 適量

作り方

1.たけのこの下ごしらえをする

ゆでたけのこを食べやすいサイズに切り、ペーパーで水気をしっかり取る。

2.たけのこを焼いて醤油半量を入れる

 

筍のマリネ用筍の焼き目つけ

 

フライパンにオリーブオイル(加熱用)とつぶしたにんにくを入れ、香りが出るまでオイルを温めたところにたけのこを入れ、表面にきれいな焼き色が付く程度まで弱中火でじっくり焼く。
焼き色がついたら醤油の半量の小1を入れ、香りづけをして火を止める。

3.焼いたたけのこと残りの調味料を合わせてマリネする

 

筍のマリネ保存容器入り

 

保存容器にあつあつの筍を入れ、塩と残りの醤油を入れて全体によくからめ、E.V.オリーブオイルを合わせる。
粗熱が取れたところでレモン汁を入れ、レモンの皮を削ったものを全体的にふりかけ、木の芽を散らす。半日程度置くと食べごろになります。

ポイントなど

ポイントは、筍の焼き加減でしょうか。下茹でしてあるので火は通っているけれど、この香ばしい焼き目と食感があるのとないのでだいぶ風味が変わります。じっくり焼いていると筍のふちが茶色く色づいてくるので、それがひっくり返す目安です。

もうひとつのポイントは、レモンと木の芽。この2つのいい香りの相乗効果が抜群なんです。レモンはできれば国産のノーワックスのものを使って皮も削っていれてみてください。なければレモン汁だけでも。でも木の芽は外せません。その友人が、この時季はベランダで木の芽の鉢を買ってきて育てていると言っていたので、私はそこも真似しています。木の芽ってスーパーで買うと300円ぐらいしますよね。でも1鉢買っても同程度、しかも何回も収穫できる!

筍をマリネに、なんてなかなか想像できないかも知れませんが、ぜひ一度お試しを。

 

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