今回のワイン会は夜スタートの短時間勝負。いつもは昼過ぎからずっと食べて飲んでしゃべっているのでさらに時間が足りなかったなあ。
この季節にほっこりおいしいカスレをメインに、秋らしい食材を使ったメニューにしてみました。
届きたての梅のガラスプレスプレートが使いたくて、季節感は無視して使ってみました。素敵だなあ。現在はクリスタル事業から撤退しているHOYA(保谷)のものです。最近、うつわ熱がかなり高いです。
お料理は平政のタルタル。ドライトマト、オリーブと合わせて洋風のなめろうみたいな雰囲気。オリーブオイルとドライディル、レモンをかけてさっぱりと。
上は友人作のずわい蟹たっぷりのキッシュ。絶品。こんなに蟹がぜいたくに入ったキッシュ、食べたこともないしきっともう食べられないだろうなあ。いつもおいしいキッシュをいただけて幸せです。
伊藤環さんのうつわに入れたものはきのこのマリネです。マッシュルーム、エリンギ、しめじ、しいたけを使いました。友人が来てくれるときのこをたくさん食べられるのがうれしい(娘がきのこ嫌いのためあまり食卓にのぼらない)
秋刀魚と柿、水菜と菊菜のサラダ仕立て、バルサミコソース。
秋刀魚とバルサミコの相性が好きで、お料理のレシピがいくつかあります。今回はサラダ仕立てにして柿と菊菜と合わせました。秋刀魚は粉を薄くはたいて照り焼きにしています。
友人が持ってきてくれた美しくて立派なシャインマスカット。おいしかったなあ。娘が大喜びで一人でほとんど食べていました。
カスレにはラムチョップ、鶏もも肉、合鴨ロースの切り落とし、コストコのいつもの無添加ベーコン、ウインナーを入れました。いろんなお肉の風味と白いんげん豆のほっくりしたがたまらない。翌日、残ったカスレを食べたらはさらにこなれた味わいになっていた(特に豆がおいしかった)ので、次回は1日寝かせた煮込みを出せるように前もって準備しよう。
友人作の洋梨のタルト。クレームダマンドがまたおいしくて。2台も焼いてきてくれて、ぶどうをのせた川勝英十津(かわかつひでとつ)さんの漆器と稲葉カヨさんのかわいい豆皿までいただいて。いつも友人たちにいただいてばっかりで本当にありがたすぎます…
この漆器、その軽さにまず驚きます。触れた感覚の心地よさ。なにをのせようか楽しくなるうつわです。
ワインは3本。
白はイタリア・モリーゼ州の土着品種、ファランギーナ100%のモリ・ビアンコ。赤白ともに買ってみたのですが、どちらもおいしくてこれはリピートしたい。酸味穏やかでタルタルやキッシュにぴったりでした。
もうひとつの白は友人のジョージア土産の1本。言葉が分からないため詳細不明だけれどもおいしかった。爽やかでフルーティーな味わいでした。
赤はこれも友人が持ってきてくれた久しぶりのマキコレワイン、ボンジローのタイナ、2013年。初めてのセルビアのワインです。
開けたときからまずただものでないいい香り。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
華やかなのに上品で、なめらかな味わい。おいしくてずっと飲んでいたかったです。マキコレワイン、やっぱりいいなあ。
いつもお花を買っていた近所のお花屋さんが閉店されたのでどこでお花を買おうか迷っていたところご縁があり、今月から「shimizu garden」さんの定期ブーケをお願いすることにしました。ものすごく好みのお花が届いて感動です。
月1回のお届けで税込み3,300円。初回はフラワーベースがおまけで付いています。フランネルフラワー、スプレーマム、ユーカリ3種、ナズナ、ファーリー、立カズラ、アマランサス2種、オリーブの、冬の訪れをイメージされたというホワイトとグリーンのブーケ。毎月の楽しみができました。
平政のタルタル
カリフラワーのポタージュ
きのこのマリネ
秋刀魚と柿、水菜と菊菜のサラダ仕立て バルサミコソース
ずわい蟹のキッシュ(いただきもの)
カスレ
洋梨のタルト(いただきもの)
シャインマスカット(いただきもの)
DI MAJO NORANTE MOLI Bianco
ジョージアの白ワイン
Bongiraud Taina rouge 2013