2021年6月 四天王寺骨董市で買ったもの

2021年6月の四天王寺の紫陽花

7月なのに6月の内容という通常通りの遅れ具合。
なのですが、久しぶりに開催された6月の四天王寺の骨董市で物欲が爆発してしまったため、記録のためにアップ。
開催中止続きでお店側もストックが豊富だったのかしら、と思うぐらいに、自分としては今までで一番素敵なものが多く、しかもまだまだ欲しいものがあったけれど、泣く泣く我慢。やっぱり骨董市は楽しい。

四天王寺の骨董市で買った古いカトラリー
2021年6月の帆立のカルパッチョマンゴーサルサ

 

6月は21日、22日ともに暑いぐらいの晴天で急ぎの仕事もなかったため、2日間とも朝からさっと回ってみることができた。
両日行って改めて分かったこと、お客さんは初日が圧倒的に多いことと、店舗数も商品も初日のほうがたくさんあること。2日目は人が少ないのでのんびりと回れるし、値下げされているものも多いけれど、欲しいものが具体的に決まっているなら初日なんだろうな。それと初めて骨董市に行く人も。

初日にずっと欲しい気持ちをあたためていた古いカトラリーをまずゲット。結婚前から使っていた柳宗理のカトラリー、それはそれで質実剛健で素敵なのだけれど、もうすこしこなれた雰囲気のあるものがあればと思っていた。
ケーキフォークだけがないのだけれど、4種類×6本ずつ、計24本でおまけしてくださってなんと1,800円。古いけれど新品で、帰ってから洗って拭いてみたら十分曇りも取れて。しかも柄の部分がべっ甲調になっているのが、もともと好きなつくりという、もう満足しかないお買い物。カトラリーはあまり見かけないので、初日の朝で運もよかったんだろうなあ。

使ってみたらナイフの切れ味も悪くなくて、さらに満足。インスタで教えていただいた帆立のカルパッチョ、マンゴーサルサのせと。このマンゴーサルサがものすごくおいしくて、この夏またリピートしようと思う。

 

四天王寺の骨董市で買った白磁のうつわなど

 

常にかわいいものがないか探している箸置き、織部みたいな色のものは100円、ひょうたん型の絵柄のあるものは300円。
モダンなつくりのリムあり輪花の青磁のお皿は一目惚れ。ものすごく盛りやすそうでお料理も映えそうだと思い、在庫3枚をまとめ買い。1枚1000円だったので、少しおまけしてくださった気がする。
写真では分かりにくいのだけれど、ニュウが入っていたり、少しのカケや釉薬の甘いところもあったりする古いうつわならではのニュアンスがとても好き。
その右、海老の絵の貝殻型の小皿は1枚100円。もっと欲しかったのだけれど2枚しかなかった。数が揃わないのも古いうつわならではだなあ。このうつわも写真ではよく分からないものの、いい感じに貫入が。
そしてうつわをのせているお盆、これがまた一目みてぱっと目をひく佇まいで、ディスプレイ用だったのを買わせてもらったもの。
お店の方曰く、このお盆にうつわをのせて飾るとうつわが映えてよく売れると。いい趣味してる!と褒めてくださってとてもうれしかった。譲ってくださったご厚意、ありがたくいただいて大切に使おうと思う。

 

2021年6月のトマトのおひたし、肉じゃがの献立
2021年6月のヤングコーンと海老の春巻き、鯵の梅たたきの献立

 

白磁のお皿、予想どおり盛りやすく映える。まるごとトマトのお浸しは、浸し地をジュレにしてとろろ昆布をのせます。ミニトマトでたくさん作ってもおいしい。出汁を染み込んだ肉じゃがに味玉、いつも出汁なし水なしで作る肉じゃがとは違う、中までほっくりの味わい。結論、肉じゃがはどれもおいしい。

旬の鯵は梅やパクチー、オリーブを入れたたたきに。これはぜひおうちワイン会で出したいな。おうちワイン会で出したい料理がたまりすぎています。
そしてこの初夏の大ヒットメニュー、植松良枝先生のヤングコーンと海老の春巻き。ヤングコーンをひげごと使う春巻き、本当においしくてリピートしたぐらい。来年も絶対作ろう。

 

四天王寺の骨董市で買った戦前のガラスボウル
2021年七夕の鯛そうめんの献立

 

2日目。お店も少なかったしさすがに何もないかなあと思っていたら出会ってしまった。カットがきれいなガラスのボウル。たくさん売られているガラス製品の中、これぐらいの大きさのボウルはあまりなくって。戦前のものだそうで、厚みがしっかりあるこういうタイプはものとしてもいい、とお店の方談。

サラダはもちろん、夏野菜の揚げびたしやそうめんなんかを盛ったら素敵だろうなあ、ということで、昨日の七夕には鯛そうめんを盛った。きりっと冷やして薄切りのすだちをたくさん浮かべたそうめんは、鯛の上品なお出汁や柔らかなあらの身までおいしく完食。
お気に入りの古いうつわが増えて、作家さんのうつわと合わせた食卓のコーディネートがますます楽しくなりました。

 

四天王寺の骨董市で買った朴のまな板

 

いつも木材加工品を出品しておられるお店で、ちょうど買い替えたかったまな板を買った。ひのきを始め、いろいろな種類や大きさのまな板があって、私が買ったのは朴の木のまな板。ほぼ木の香りがなくて、なんとなく包丁のあたりがよさそうで、長めの長方形が使いやすそうで(これは去年、飲食店でアルバイトをしていたときに体感した)
帰ってきて調べてみたら朴の木はまな板にぴったりな素材だったようで、我ながらいいセレクトだったなあと。しかもお値段、1,500円ほどというありがたさ。場所は六時礼賛堂の近く、いつもお客さんが集まっているので、すぐに分かるかと。

 

2件のコメント

  1. こんにちわ。はじめまして、お邪魔します。
    8月21日、先ほど太子会、覗いてきました。
    昨年の8月は中止だったので、今年はどうかと、行く前にしらべようとして、こちらを見つけました。

    規模小さかったけど、開いてるだけでも嬉しかったです。
    買われた食器類ステキですね。

    1. 初めまして、こんにちは!コメントいただきありがとうございます。
      太子会がご縁で当ブログにたどり着いていただいたなんて、とてもうれしく思います。
      今日の太子会、行かれたんですね!私も行くかどうか迷ったのですが、お天気が微妙なところだなあと泣く泣く諦めました。
      やはり出店数は少なかったんですね。でも、開かれているだけでうれしい、とおっしゃるお気持ち、とても分かります。
      購入した食器へのお言葉もありがとうございます。mi2A様にも素敵なご縁がありましたでしょうか。
      早く落ち着いてのんびり市を楽しめるようになってほしいですね。

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