またまたgotoキャンペーンを利用して大阪・南港へ宿泊してきました。今回は「クインテッサホテル大阪ベイ」。家族3人で朝食もついて8,000円と少しというお得すぎるお値段です。
2020年10月 四天王寺骨董市で買ったもの
コロナの影響で開催が見送られていた四天王寺さんの骨董市。お参りもしたいし行ってみようかと思い朝から出かけたところ、9月のお彼岸から再開されていたそうで、境内は大賑わい。ただ、出店されているお店の数は以前よりぐっと減っていてさみしくもあり。ともあれ久しぶりに素敵なものをたくさん見まわることができました。
中之島散歩 大阪市立東洋陶磁美術館~天満橋土山人
2019年。世界に3つしかなくその3つともが日本で所蔵され国宝に指定されている「曜変天目」が、ほぼ同時期に3か所で公開されるという、もしかしたら自分が生きているうちに二度とない奇跡のような年でもありました。
それぞれ東京、滋賀、奈良での開催。休日に娘を連れて奈良国立博物館へ行きました。たったひとつのお茶碗の放つ圧倒的な存在感と無限に広がっていく暗い宇宙のなかの輝き。本物を見ることができた感動で興奮と震えがとまらなかったことは、きっと一生忘れられない記憶。
天目茶碗とは、中国の天目山一帯の寺院で使われていた天目山産の茶道具で、天目釉と呼ばれる鉄釉をかけて焼かれた陶器製の茶碗のこと。中国南宋時代(12-13世紀)に、福建省の建窯(けんよう)で焼かれた天目茶碗は建盞(けんさん)と呼ばれ、曜変天目(耀変天目)は窯内で偶然に美しい結晶が生じたうつわであり、唐物全盛の室町時代には、茶碗の中で最高峰に位置付けられたそう。そんな天目茶碗のひとつ、「油滴天目」が現在大阪市立東洋陶磁美術館鑑賞できるのです。