1部だけ別日程での観劇。土曜日だから平日よりは入っているかなと思ったけれど、それほどでもなく。ところでこの初春公演からなぜ2席連席で1席空けて、という並びになったのだろうか。錦秋公演のときは確か全席隣は空けていたような。文楽のお客様って連れだっての方もおられるけれど、おひとり様率がかなり高いと思う(特に前方の席)私も基本おひとり様観劇だし、できるならば1席飛ばしに戻してもらえたらなあと思ってしまう。周りに空席がたくさんあるなか、見ず知らずのもの同士が連席って、ちょっとつらいです…
2021年初春文楽公演『妹背山婦女庭訓』@国立文楽劇場
2部と3部は同日観劇にしました。3部のスタートが早く空き時間が1時間ということで、前回と同じくなんばウォークの正起屋でさっさと食事をとった。舞台裏は相当大変だろうな…
思えばひとりでゆっくり飲んだり食べたりすることは、文楽観劇のときだけになったなあ。ひとりランチもひとり飲みもひとりディナー(お店にもよる)も大好きなので、そのうちそんな時間も取れたらなあと夢のように思う。今のところ、時間のゆとり以前よりも高すぎる壁があるけれど。
2021年初春文楽公演『碁太平記白石噺』『義経千本桜』@国立文楽劇場
初春公演、いつもなら華やかなお正月の雰囲気も相まって心躍らせながら劇場に向かうのに、今年は複雑な気持ちの中の観劇となりました。いつまでこんな閉塞感を味わわないといけないんだろうと、お人形の世界から一気に現実に戻された気もして、新年早々なかなかに重い足取りで帰宅。早く心の底から楽しめる日がきてほしい。