初めて訪ねて即ファンになったお店、「パティスリーロント」さん。もはやこちらのお菓子を食べたくて小布施に行くレベルで好き。
お店にはその場でいただけるカフェスペースが2テーブル計8席あり、テラス席も。飲み物もひととおり揃っていてシードルもあり。お昼をいただいた泉石亭とは同じ通りにあり徒歩で数分の距離です。
店内に入ると目に飛び込んでくるのはフランス菓子をはじめとするお菓子たち。ふだんほとんど甘いものを買わないのにこのお店では財布の紐がゆるゆるになってしまうのは、しっかり焼き込まれたタルト生地のせい。見ただけでさくさく感が伝わってくる焼き加減がたまりません。
そしてフランスのようにヴィエノワズリーやキッシュがあるのも好き。フランス行ったことないけれど。
とにかくたくさんのお菓子がきらきらと輝いていて「宝石箱やー!」と叫びたくなるお店。ほんと大好き。思い出すだけでテンションがあがる。
夏らしいマンゴーのケーキ「トロピック マング」450円(税別)はマンゴーのムースにはフランボワーズのクリームとライチのゼリー、さくさくのココナッツのサブレにのっています。ムースはふだんあまり選ばないのに、組み合わせの妙に惹かれてセレクト、おいしかった!フルーツの風味がけんかしないのかなと思うのだけれど、そこがさすがのバランスで。そしてのサブレだけでも食べたいぐらい。
小布施名産のさくらんぼチェリーキッスを使ったミルフィーユ「ミルフィーユ オ スリーズ」420円。まず焼き込まれた生地の色に釘付けです。ミルフィーユでなかなかここまでしっかり色づいたパイ生地ってないのでは。そして、苺ではなくさくらんぼなんです。このチェリーキッスというさくらんぼが絶妙な酸味をもつさくらんぼで、苺のミルフィーユより私は断然このチェリーのが好き。
写っていないけれど2歳の姪っ子は苺のケーキを瞬殺で完食していました。
タルトは持ち帰りにしました。
上からオレンジのタルト、チェリーキッスのタルト、ナッツのタルトそれぞれ320円、煮込んでいないタイプのアップルパイ250円。語彙力がなくて恐縮ですがどれも美味。ほんと大好き(何回でも言う)。
基本的に生地がまずおいしい。粉とバターのしっかりした風味と絶妙な焼き加減。だからフルーツやナッツやチョコを合わせても負けないし味がぼんやりと単調にならない。輪郭のはっきりしたお菓子です。私はふわふわほわほわゆるゆるな洋菓子が苦手なので、こういうしゅっとしたお菓子にとても魅力を感じます。
がっつきすぎて写真を撮っていないけれどほかにもヴィエノワズリーやキッシュ、マドレーヌやフィナンシェ、ショコラまで幅広く買って食べました。品数が多いのでまだまだ食べてみたいものがたくさん。また行きます!