両親と来阪した妹たちと一緒に、この夏は六甲アイランドで1泊。
下調べの段階で周りにはあまり何もなさそうなことは分かっていたので、お風呂と食事を楽しむホテルステイ(子連れなのでそんなに優雅なものではないけれど)ということで、1泊だけでもゆっくりできたら十分だろうと思っていたところ、とてもお気に入りのホテルになりました。
去年とは違い宿泊料金もかなり値上がりしている中、天然温泉があってアクセスもよいこのホテルを見つけられたのはラッキーだったなあ。
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目13/p>
078-857-7000
「プリファードフロア」という14~16階・六甲山側指定のデラックスツインルームにしました。
両親の部屋とはコネクティングになっていて、ドア越しに行き来できるのがものすごく便利だった!予約時に指定しなかった(コネクティング仕様なのも知らなかった)のに、気を利かせて下さったみたい。
広さは36㎡あるので、ソファをベッド仕様にしても広々。
新しいホテルではないけれど清潔感があり、シックで落ち着いたカラーリングも好み。窓から見える景色もなかなかよくてテンションが上がります。
ワイングラスやアイスペールが用意されているのもうれしいポイント。
氷はエレベーター近くに製氷機ルームがありました。
冷蔵庫の中にはドリンクがみっちり入っているので、手持ちのものを入れるには少し不便かも。
バスルームはシャワースペース独立型。
アメニティももともと部屋にセットされているのがありがたい。ひととおり揃っていました。
なぜプリファードフロアにしたかというと、専用の直通エレベーターを使って浴衣とスリッパのまま、天然温泉自家源泉100%の「神戸六甲温泉 濱泉」へ行くことができるからなんです。
温泉はもちろん、湯上りスペースが静かでゆったりと快適で(確か携帯持ち込み×と書かれていたような)、思わず湯上りに生ビールをいただいてしまったほど。
滞在中3回入ったけれど、まだまだ温泉を堪能したかったなあと心残り…
夕食と朝食は1階のテラスレストラン「Garden Cafe」でいただきました。吹き抜けで開放的な店内。
地産地消の兵庫テロワールフェア、ということで、兵庫県内や淡路島の食材がたっぷり使われたバラエティ豊かなお料理が揃っていました。
盛り付け後の写真で分かりにくいのだけれど、以下のお料理たち。
・兵庫県夏野菜と太刀魚のエスカベッシュ
・灘の酒粕を使ったガーリックシュリンプ&チップス
・兵庫県産 空芯菜と骨付きスペアリブの豆鼓蒸し
・マヒマヒのポワレ あおさ香る焦がしバターソース
・魚介のココット焼き トマトと海老のビスク仕立て
・兵庫県産夏野菜と海老と烏賊の天婦羅
・甘海老の氷漬けとお刺身盛り合わせ
地産地消、とあるとおり地元の季節の食材がたっぷりで、和洋中エスニックまで選べて、こういうお料理が大好きな私にとってここ最近のビュッフェで一番おいしかった!
私だけでなく家族もとても喜んでいたので、お料理の味自体がおいしいんだと思う。
子どもが喜ぶかき氷づくりもできたし、アイスクリームやデザートも種類豊富。
もちろん上のお料理以外にもいろいろと食べて、〆には「契約農家さんの夏野菜のグリーンカレー」を。
これもおいしかったなあ。
しっかり夕食をいただいたのに空腹で朝食をもりもりと食べる。
焼きたてのお魚や練り物、もずく酢、淡路島の玉ねぎのロースト(甘い!)など。
シェフが焼いてくださるオムレツや新鮮野菜や和惣菜、パンやフルーツなど、朝食ビュッフェも大満足。
ホテル名物というフレンチトーストも食べてみようかな、と珍しく甘いものに手を出しちゃうぐらい。
しっとりふわふわのフレンチトーストは誰もが好きな味だと思う。
温泉、部屋、お料理、と気に入る要素ばかり、スタッフの方々も親切で素敵なホテル。リピート決定!
大阪市内ではなかなかこのお値段でこんなに満足できるホテルがないので、わざわざ六甲まで行く価値大ありだと思いました。
そして行ってから知ったのが、このホテル、「ホテルニューアワジ」の系列だったこと。
淡路島食材がたくさん揃っていたことにも、なるほど~と納得。
ちなみに、ホテルのショップとは別に、シェラトンスクエアにある「シェラトンマルシェ」というお土産を買うにもぴったりなお店があります。
地元野菜やお酒や名産品、地元作家さんのうつわ、ホテルメイドのパンやスイーツなど品揃え豊富で、カフェもあり、平日なのにランチタイムは満席でした。
暑くて思考がままならず、荷物が多くなるのもいやで少ししかパンを買わなかったので、今度はしっかりと買い物して帰ろうと思います。