もう2月になってしまったけれど、記録としてアップ。
というのも、現在は中止している「大阪いらっしゃいキャンペーン」のあまりのお得さに参加せずにいられず。
年末に1回、年始に2回の計3回、キャンペーンの恩恵でお得に宿泊できました。
1回目は、近郊・温泉でゆっくりしたい、という親の希望で「ホテル阪神」。
部屋のお風呂が天然温泉、宿泊者はお得に利用できる天然温泉のスパもある、という、JR福島駅の目の前のアクセス抜群の便利で快適なホテル。
駅周辺に飲食店もたくさんあるし(込み合うので予約必須だけど)、梅田へも一駅の近さ。
そして年始の2回目は、以前から泊まってみたかった「千里阪急ホテル」へ。
こちらは家族3人で行く予定だったところ、年末のホテル泊が楽しかったらしい親も行きたいということで、急遽別室も追加予約。
郊外のホテルなので、お正月でも楽に予約が取れた。
以前フラを習っていた時、このホテルで行われたパーティーに参加したことがあり、クラシカルで落ち着いた雰囲気がとても素敵で、いつか泊まってみたいと思っていて。念願が叶ってしまったら、こんなに趣のあるいいホテルがなくなってしまうんだと余計にさみしくなってしまった。
1970年の万博開催に合わせて開業し、2020年で開業50周年を迎えたばかりだったのに、インバウンド需要の減少などコロナの影響もあるんだろうなと思う。
(阪急阪神ホテルズの事業悪化や施設の老朽化のため、令和7年度末ごろまでに閉館予定)
閉館後は施設は取り壊されてしまうようで、あと3年、プールやビアガーデンが楽しめる夏に再訪したいな。
さて、宿泊したのは東館の和洋室。
座椅子のようなソファやヨギボーのゾーンと小上がりになっているベッドがあるゾーン、水回りゾーンとに分かれいて、水回りゾーンとは扉で区切れるようになっています。追加で布団があるので狭く見えるけれど、31平米と実際はゆったり広々。
特筆すべきは、ドクターエアーのマッサージチェアやネスプレッソ、ダイソン家電と、備品が充実していたところ。
ダイソンのドライヤーは使ってみたいと思っていたのでうれしかった。(さすがの使い心地でした)
ネスプレッソは3種類、うち一つはデカフェ。
これとは別に日本茶や紅茶は、フロントから必要な分を持っていくスタイル。化粧水などのアメニティもフロントでいただきました。
水回りはこんな感じ。
アメニティは阪急阪神ホテルズ共通のもの。
和モダンにリニューアルされている内装とは違い、浴室内は多少の古さは感じるものの、お掃除が丁寧なので全く気にならず。
温泉でないときは入浴剤を持ち込んでゆったりとお風呂に入るのが楽しい。
邸宅風、という言葉がぴったりなレトロで落ち着く雰囲気のインテリアやお庭の佇まい。
ここのチャペルがまた素敵なんだよね。
千里セルシーは閉館したものの、周辺再開発も今後どうなるのかまだ分からないよう。
老朽化とは言え、趣と歴史あるホテルがなくなるのを寂しく思っておられる方はたくさんいらっしゃるだろうなと思う。
セルシーの、アイドルや歌手の登竜門と言われたあの舞台周辺の昭和感も好きだったなあ。
夕食は、キャンペーンでもらったクーポン(1人あたり3,000円)を使えるお店を探して、「SENRITO」という商業施設内の「サルヴァトーレ・クオモ」にて。
そもそも、このビルって確かよみうり文化センターだったよな…と、駅周辺の変化に浦島過ぎてついていけない。
食事を終えてホテルに戻ると、灯りがついた外観がまた素敵だった。
建物の上のホテル名の「SENRI HANKYU HOTEL」のごくごくシンプルなゴシック体のライトが、今、ものすごく懐かしくかっこよく思えるのは私が昭和生まれだから?
こういう装飾、好き。
朝食は、和洋選べる西館1階の「シャガール」か、2階の「つる家」でいただくことができます。
が、小学生以下のこどもがいる場合はシャガールだけになるようで、うちの家族3人はシャガール、両親にはつる家をごり推しし、別れていただいた。
シャガールの朝食は、和洋ともよくある朝定食の並びだった(ホテル阪神で食べた和朝食と似ていたので、系列ホテルならほとんど同じなのかも)ので、和食がいい方は断然つる家をおすすめします!