2020年夏の終わりのパクチーと海老の会

暑すぎた夏の終わりに、友人を招いてパクチーと海老をテーマにしたワインパーティーをしました。
前日、スーパーや百貨店を何軒回っても肝心のパクチーがない！友人に市場で買ってきてもらい無事会を催行することができたけれど、市場でもラスト一束だったそうで危ないところでした。昨今のパクチー人気のせいなのかどうなのか。

スターターには、井筒ワインのデザートワインを使った自家製サングリアを炭酸で割ったカクテルを。メロン、キウイ、オレンジなどたっぷりのフルーツに黒粒胡椒、レモングラス、ローズマリー、ミントとハーブも入れて、ナイアガラの甘みをさっぱりと大人風味に仕上げてみました。
前菜には友人が作ってきてくれた米粉のキッシュロレーヌをメインに人参と海老のマリネ、セビーチェも。
私が最近小麦粉で蕁麻疹が出ることが多いのを知っていてくれたため米粉で作ってくれたキッシュ。ほろほろさくさくで本当においしかったなあ。
甘海老は軽く蒸してむき、卵をのせていただきました。蒸すとさらに甘みがましてとろけそうなおいしさ。

友人が持ってきてくれたワイン。
青森のサンマモルワイナリーの津軽ワインスチューベンと、新潟の胎内高原ワイナリーのヴァン・ペティアン2019。
津軽ワインは初めていただきました。スチューベンもいつぶりか分からないぐらい久しぶり。さっぱりかつコクもあり、シールにあるように牡蠣にぴったり合いそうな辛口ワインです。このお味で1,000円代だそう。
胎内高原ワイナリーのペティアン、さすがのおいしさです。しっかりした酸味と旨味に自然派の柔らかさも。

他にも大阪の仲村ワイン工房のメルローとドメーヌ・ジンクのゲヴュルツトラミネル2017をいただきました。大好きな仲村ワイン工房のワイン、近所なのにお店にも久しく行っていないなあ。また飲みに行きたい。
そして中華にゲヴュルツは抜群の相性。いつもの酒屋さんで買いました。

友人が福岡県産のこぶみかんの葉とレモングラスを使って海老とアスパラガスの塩炒めを作ってくれました。これが絶品で。こぶみかんとレモングラスの爽やかな風味がシンプルな炒め物を奥行深い味わいにしていて、ものすごくおいしかった。国産のこぶみかんなんてまず手に入らないもの。もちろんワインにも相性抜群でした。

メインの手作り餃子は海老パクチー餡と豚肉パクチー餡の2種類作りました。包む作業は娘も手伝ってくれました。
パクチーを際立たせたいので野菜はキャベツでも白菜でもなくレタスにしてみました。初めてのパクチー餃子、パクチー独特の風味がいい具合に餡と混ざり合うことでとても食べやすくなり、娘も気に入って食べていました。海老も豚もどちらも甲乙つけがたいおいしさ。手作り餃子ってやっぱりいいなあ。