久しぶりに天神橋の「ゆにゆも」さんへ。
前回いつだったかと思ったら、ほぼ1年前という。
ゆにゆも
公式Instgram ゆにゆも@yuniyumo
大阪府大阪市北区天神橋1丁目10−1
050-3033-0777
予約:tablecheck
営業時間17:00~22:30L.O
とりあえずのビールと小松菜と揚げの煮びたし。
素朴な一品だけれどやはりプロの味。
小松菜のしゃきしゃき感はもちろん、おいしい出汁を含んだ揚げがたまらない。
やっぱり当たり前だけど自分で取る出汁と全然違う!
日本酒のスタートは大好きな仁井田さんのお酒から。
「さわやか」という名前の通りのさわやかな酸味が食欲を増します。
片口もこのお酒にぴったりで素敵。
焼き加減といい鶏の旨みといい、アールグレイの香りよい塩といい、シンプルなのにすべてが絶妙な鶏もも肉の炭火焼。
しっとりぷりぷりな鶏肉、普段は苦手な鶏の皮も香ばしくてむしろ喜んで食べたい。
人気の一品のようで、いつもメニューにあるけれど誰かしら頼んでいるのを見かけるのも納得のおいしさです。
鳳凰美田の純米吟醸、ワイン酵母で醸したWINE CELLというラインで、ワイン好きにはたまらない味わい。
和食はもちろん、和食材を使った洋風のお料理にも合いそう。
酒器がまた素敵(毎回言いたい)、お酒のイメージに合わせたものを選んでおられる気がする。
お料理名を見た瞬間から興味深々だった大はまぐりとオクラの揚げ出し。
写真からでもわかるこのミキュイ感、あらためてすごいです。
ダビデの星かな?揚げたオクラとはまぐりにからむ少し濃いめの出汁があとをひくおいしさ。
店主さんが一番好きという福岡・旭菊の大地。
日本酒リストの一番上に燗酒向きの特別純米と冷酒の純米吟醸の2種が載っていることからもわかるように、迷ったときは大地を選べば間違いないと思います。
結局この冷酒をさらにおかわりして、お燗で〆ました。
ゆにゆもといえば鮪のトロたく、ということで、漬け鮪と湯葉を。
上にかかったもろみタレ?のようなものがまた美味。
こちらででてくるタレや調味料がどれもおいしくてお酒を誘ういい味、家では再現できなさそうなものばかりで魅力的。
蓮根好きとして外せない蓮根の炭火焼。
じっくり焼かれた蓮根のおいしいこと!フレーク状のお塩や味噌もいい。
秋の逸品、秋刀魚と舞茸のお酒が進みすぎるアテ。
舞茸にペーストを乗せて、すだちを絞ると、たまらなく秋です。今年はずっと暑くて秋らしいことを何もできていないけれど、この1皿で秋を満喫した感あり。
大地のお燗酒と合わせると最高すぎました。
平日の夜でもカウンターは満席、人気は変わらずです。
今度はこんなに間を開けず伺いたいなあ。