今回の1泊2日は熊本から宮崎は高千穂へと足を伸ばし、再び熊本へ戻って南阿蘇の高森で1泊するルートになりました。
肥後大津~宮崎・高千穂~南阿蘇・高森ドライブルート
●午前7時半過ぎ | 大津町を出発 |
●午前9時半ごろ | 高千穂峡 |
午前11時40分 | 高千穂あまてらす鉄道 高千穂⇔高千穂橋 乗車 |
午後12時半ごろ | ランチ&ショッピング(道の駅 高千穂) |
午後14時ごろ | 天岩戸神社~天安河原 |
午後16時前 | 尾戸の口棚田 |
午後16時ごろ | 高千穂神社 |
午後17時半ごろ | ホテルチェックイン(南阿蘇休暇村) |
高千穂峡
高千穂町観光協会公式サイト 高千穂峡
高千穂町公式サイト 高千穂峡/高千穂町
宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
事前の下調べによると「駐車場が少ない」「朝から駐車場が込む」のレポ多し。
ということで朝早めに出て目的地に近い駐車場に停めようとがんばったものの、9時半ごろの到着ですでに第一駐車場は満車、第二駐車場(¥300)も最後の1台に滑り込み、ぎりぎりのところだった。
春休みとは言っても平日やし大丈夫やろ、とか思っていた自分、大人気観光地を完全に舐めてた…
第二駐車場から真名井の滝へは五ヶ瀬川の景色を楽しみながら片道15~20分の距離でした。
階段は多少あるものの散歩コースは舗装されているし、なにより絶景を眺めながらの散歩は全く苦にならず、どころか楽しいので結果◎。
ちなみに、駐車場は3つあり、番号順に高千穂峡のメインスポット(真名井の滝)から離れます。
滝に一番近い第一駐車場は停められる台数が少なそうなので、ここに停めたければ相当早めがよさそう。
川沿いから眺める三段橋。
下から「神橋(石橋)」「高千穂大橋(鋼橋)」「神都高千穂大橋(コンクリート橋)」という橋で、峡谷に三本もの橋が架かっている風景は全国的にも珍しいとのこと。
特に一番下の神橋のレトロ感が素敵だった。
山の緑と青い空、3つの橋がめちゃくちゃ絵になるので、第二駐車場から下に降りたら振り返って見てみてください。
歩いていると気になりすぎる独特の縦長の柱が連なったような壁面は「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」というそう。
大昔、阿蘇山の大爆発により流れ出た火砕流が冷えて固まり、長い年月をかけて侵食され、現在のような断崖になったとのこと。
とにかく不思議で興味深いかたちに、神秘を感じずにいられません。
道中、とてつもなく大きい岩が川沿いにあり、しめ縄が巻かれていたので何だろうと思っていたら「鬼八の力石」という石だった。
高千穂神社の御祭神である三毛入野命(みけぬのみこと)と高千穂郷一帯を荒らしていた荒神鬼八(きはち)が争っていたとき、力自慢をするために鬼八が投げたといわれる石。重量は推定200トン(高千穂町公式サイトより)
おのころ池や、おのころ池の正面の崖の上部に見える「月形」もすっかり見逃してしまい、下調べの甘さを痛感。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)高天原を追放された時に詫びの印として掘ったとされる、天照大神を表す「日形」(現在は崩壊)、その半分の存在もない自分を表現した三日月形の「月形」、というなんとも壮大でロマンあふれる神話の物語の片鱗。
高千穂に行けてよかった。見逃したけれど、泣
宮崎の神話や伝承が気になる方は、行く前にぜひこちらを。
高千穂峡の代名詞といえば日本の滝100選にも選定されているこちら、「真名井の滝」
天孫降臨の際、この地に水がなかったため、天村雲命(あめのむらくものみこと)が水種を移した「天真名井」の水が滝となって流れ落ちているとされています。
もうもうどこを見ても神話に触れられる世界。素敵すぎる…
で、やっぱりこの場に来たら貸しボートでしょう!と張り切って予約をしようとしたら、全時間帯sold outです。春休みとは言っても平日やし大丈夫やろ、とか思って(以下略)
ネット予約は2週間前から可能なので私もさすがに早めにチェックしたのに、それでも完売とはさすが。
ぜひとも乗りたいという方はきっちり2週間前に予約するのがよいかと。
ボートに乗れなくても見どころ満載すぎるので、朝イチの訪問をおすすめします。