いやあ、同じ熊本県内なのに、天草は遠い！
本当は世界文化遺産に指定された﨑津集落の方へ行きたかったけれど、天草ってば大小120余りの島々からなる諸島で、﨑津集落がある天草市へはなんと車で3時間はかかると。
熊本空港から飛行機が飛ぶのも納得の距離。
ということで、天草の中でもごくごくさわり、天草諸島北東部にある上天草市に1泊2日で旅してきました（それでも車で1時間半）
旅先からの旅というスタイルがとても好き。
三角西港
三角西港公園 | 【公式】熊本県観光サイト もっともーっと！くまもっと。
どうしても世界遺産を諦められない私。
天草を目指して車を走らせる途中にも世界遺産があるということで、宇城市の西端にある『三角西港（みすみにしこう）』に寄りました。
明治時代の高い技術で造り上げられた石積みの埠頭や排水路、長崎のグラバー邸のようなレトロな洋風建築がぽつりぽつり、ととりたてて大きな施設があるわけでもないのだけれど、穏やかな港の風景はなんだか郷愁をさそいます。
上は、大正時代の建築「龍驤館（りゅうじょうかん）」、下は明治時代に建てられた「浦島屋」という旅館だそうで、こちらは平成になってから復元されたものだそう。
中にも入ることができ、2階からの絶景を眺められるので、ぜひ階段を上ってほしい。
天草五橋のひとつ目、天門橋（トップの写真）
新・旧の1号橋が併設されている橋でここから上天草市へはこの橋を渡って行くのだけれど、かなり高さがあるので高所恐怖症の人は注意かも、笑。
ほかには「ムルドルハウス」という物産館、この時はオープン前だったのかクローズしていたけれど「西港明治館」というカフェレストラン（旧三角海運倉庫をリノベ？しているようで、素敵な外観だった）もあります。
天草へ行く途中、休憩がてらぜひ立ち寄ってみてください。