関西有数の人気の温泉地、有馬温泉。この時季に友人家族と有馬へ行くことが恒例行事になっています。今年は2度目の有馬兵衛向陽閣。高速のトンネルを抜けると雪が降っていて、冬の温泉旅行ならではの風景に心が躍りました。
朝10時頃に有馬温泉からほど近い三田プレミアムアウトレットに集合し、珍しくいろいろと買い物をしてしまう。前から欲しいと思っていた色かたちの靴やニット(友人がプレゼントしてくれた!感謝!)、激安のパンツ、バスタオルやトイレマット、箸置きやカッティングボードなどこまごましたキッチングッズまで。両手がショッパーでいっぱいになり、まさに爆買い。久しぶりにたくさん買い物をして実にすっきり、大満足のお買い物ができました。
買い物を終え、向陽閣へチェックインしたのは16時前。大人こども合計7名なので大部屋を予約していました。
いつも部屋の写真を撮り忘れてしまい今回もまたなんの情報提供にもなりませんが、大部屋はこんな感じ。
7.5畳+15畳の和室で、定員10名、トイレ、バス付き。お布団が並んでいる右奥に応接セットや冷蔵庫がある2枚目の写真の広縁に続いています。冷蔵庫は昔ながらの飲み物がセットされている古いタイプなので、保冷バッグを持っていくのがおすすめ。広縁は幅の狭いベランダに面しているのでそこに保冷バッグを出しておけば冬であればひんやり保てます。
大部屋があるのは南館。大浴場や朝食の会場まで少し遠く、新しい建物ではないのでそれなりの雰囲気ですが、お風呂は広くていいし、有馬で大部屋があり予算と兼ねあう宿(しかも最近は外国人観光客の方々が多く本当に予約が取りにくくなってしまった)の中ではベストかなと。温泉街唯一のコンビニのセブンイレブンへも近いし。
残念な点は、お部屋がたばこ臭かったことぐらいでしょうか。備え付けられていた消臭剤や空気清浄機でもなかなか効果がなく、空気を入れ替えてやっとましになる、という状況。大部屋なので宴会などで使われるお客様も多いのかもしれません。
去年は元湯 古泉閣の大部屋に泊まりそちらもよかったのですが、今年は予約がいっぱいでした。古泉閣は大部屋と言っても和室10畳+ツイン洋室の和洋室のつくりのためこどもたちは洋室で過ごし大人は和室で、という使い方で。
ちなみに、いろいろと泊まってみて一番好きな宿は銀水荘 兆楽。金泉と銀泉の両方が楽しめてお料理がおいしくてゆったり過ごせるいいお宿でした。とにかく有馬は便利な分全体的にお値段が高い。兆楽でも3万円超え、自分にとってはかなり贅沢…。
お風呂は大浴場が3つあり、入れ替え制で楽しめます。お風呂はもちろん素晴らしく、個人的にめちゃくちゃおすすめなのは3台あるマッサージマシン。1コース15分程度のコースがいくつかあり、ぜひ無重力コースを体験していただきたい。こういうもので寝ない私が寝てしまう気持ちよさでした。
そんなお値段高めの有馬でコストを抑えるために、最近では夕食は宿で取らず外でいただいています。ただ、温泉街の夜は早く、夕食を取れるお店自体少ない。しかも居酒屋風のお店で喫煙可ばかり、となるので、去年に引き続き、游月山荘にある月の座というマクロビ系ビュッフェレストランへ行きました。こちらのレストランは旅館内にありながら外部もお客様も利用できるのです。
4名以上だったので大人1名税込み3,500円でした。マクロビ系といってもちゃんとお肉もお魚もあるので男性も満足できると思います。地の食材を使ったお料理がたくさんあってデザートも充実。こどもは自分で作るソフトクリームやチョコレートフォンデュに夢中でした。
山菜の天ぷらや生麩、鯛のあら炊き、鴨ロース、海老芋、ごま豆腐、菜の花の辛子和え、蟹のジュレがけなど、私はもっぱら和食メインで取りましたが、ハンバーグや唐揚げ、カレーなんかもあります。こういうおかずが大好きな自分にとってはうれしいお店です。味付けは全体的にしっかりめ。メイン料理はオプションで三田牛もつけられるけれど、なくても十分満足できます。デザートはフォンデュ用のフルーツをいただきました。
向陽閣の朝食ビュッフェ。
こちらも地のものを使ったお料理が和洋バラエティ豊かに揃っていて、朝から食べ過ぎてしまいます。私の地味好みのせいで地味なお皿。
いつも気になっていたこちらの石けん。そのことを友人に話すと、友人はこの石けんをずっとリピートしていて、有馬に来るたびに買っているという!とてもマイルドで肌に優しいということで私も即購入しました。聞いてみてよかったです。
有馬温泉の温泉水を使い、安心の原料で作られた枠練りの石けん、税込み756円です。パッケージも素敵だしおみやげ用にも買いました。早く使いたいなあ。
楽天にも出店されていました。