3日目。
早起きしてイルカスイムツアーに出発です。
私はどちらかというと、癒し、とか、自分を見つめなおす、というようなふんわりしたものをイルカに求めていなかったので、このようなツアーに参加したことはありませんでした。ところが、ハワイ島では野生のイルカとの遭遇率が99%というではありませんか。こどもたちには貴重な体験になるだろうし喜ぶだろうと思い、せっかく行くのだからと参加することにしたのです。
そんなついでのような動機だったくせに、実際に自分とイルカが一緒に泳いでいる瞬間はもう感動でしかなかった!あんな舐めた気持ちでいた自分が恥ずかしい。イルカが泳いでいるのを見るだけと、自分も一緒に泳ぐのでは、まさに天と地との差。こどもたちだけでなく、自分にとって素晴らしい体験になりました。
こどもたち(小2と年中女子)は、さすがに一緒に泳ぐのは難しいので、大きな浮きにつかまってイルカを見たり、海の中をゴーグル越しでのぞいたり。ライフガードのきわみさんがつきっきりでケアしてくださっていたのがとてもありがたかったなあ。小4男子はばんばん泳いでいました。
出発地のホノコハウハーバーからイルカたちがいるスポットまで30分程度かかりわりと激しく揺れるので、船酔いしやすい方は酔い止め必須。こどもたちは、おやつに出していただいたパイナップルがすごく甘くておいしかった、と今でも言っています(私の分は娘に取られた)。ハーバーにはトイレもあるので、そちらで着替えて帰ることができました。
コンドに戻る途中、何箇所か車を停めて景色を堪能しました。ハワイ島の景色は雄大で色鮮やかすぎて目がおかしくなりそうなほどです。私の下手な写真ではとても伝わらない美しさ。
ハワイ島の好きなところのひとつ、その色彩。
青い空に青い海、植物の緑だけでなくて、溶岩の黒なんです。この色の対比はハワイ島にしかないものだと思う。
コナ空港方面からワイコロア方面へ向かう途中、右側にぽっかりと開いた洞窟へも寄ってみました。奥へずんずん進むと最終的に地上へ出られるようです。真っ黒な溶岩大地と青い海と空のスケールが大きすぎて圧倒される。こんなところに立っているのが不思議な気持ちになってくるぐらいに。
コンドに戻ったら、前日と同じく、子どもたちと父親2人はプールへ、母親2人は買い出しへ。
残念ながら見切り品はありませんでしたが、前日の教訓からお肉は4枚に増量です。タスマニア島のサーモンも買いました。お肉はプール近くのバーベキューグリルで焼きます。こういう野外のグリルは使い方がよく分からないけれど、なんとなく使ってみるだけで美味しく焼けます。というよりキッチンで焼くよりおいしく焼けると思う。火力なのかなあ。
シンプルに焼いただけ、ゆでただけの料理。これがもうおいしくて、結局、後日予約していたディナーのお店もキャンセルして、毎晩部屋で料理して食べていました。日が経つにつれキッチンも要領よく使えるようになり、どんどん料理が楽しくなってくるのがコンド宿泊の醍醐味だなあと思います。