旅先で現地の食材を買ってきて自宅で料理して楽しむのが大好き。
ということで、時間の許す限り沖縄でもいろいろと買ってきました。
以前石垣島に行ったときには石垣牛をお土産にしたので、今回はあぐー豚と決めていました。
なのでぜひ訪れたかった牧志公設市場。現在の建物は解体・建て替え中の間の仮設店舗だそうで、本来の場所のすぐ近くにありました。
が、時間がなかったのもあり、なぜかたどり着くまでに迷ってしまい焦る。
完成オープンは2023年の4月の予定とのこと。
◆第一牧志公設市場(仮設市場)
沖縄県那覇市松尾2丁目7
4月~10月:午前8時から午後10時まで
11月~3月:午前9時から午後9時まで
(店舗により異なる)
2階建ての建物内には、1階に鮮魚や精肉、野菜などさまざまな食材を販売する店舗が約70店、2階は主に食堂だそうで、1階で買った食材を調理してもらえる「持ち上げ」というシステムがあるそう。
こんなシステムがあるのも行ってから知ったのだけれど、すごく楽しそうでいいなあ。
とにかく時間がなく、入ってすぐ目に飛び込んできた空飛ぶ豚さんのイラストがかわいい「上原精肉店」さんに決定。
購入したのはアグー豚のバラ、ロース、肩ロースがセットになった「あぐー三昧」というセットもの。
量によってお値段が3段階ぐらいに分かれていて、自宅用には500gのセット(¥5,000)にしました。
お土産用にあぐー三昧の300g(¥3,500)と本ロースしゃぶしゃぶ用500g(¥3,500)も購入し、自宅と直接発送の2件の注文完了!
精肉だけでなく常温で持ち帰れるお店こだわりの手作りのソーキやラフテーなどもあります。
日持ちがしてどれもおいしそうだったので三枚肉の角煮を妹宅用に購入しました。
自宅用にしたセットのうちロースは手土産にしたので、バラと肩ロース(写真左側の上下2種)をいただきました。
それでも思っていた以上に食べ応えがあってしっかりとあぐー豚を楽しめた。まさにあぐー三昧できます。
まずは定番のしゃぶしゃぶ。
見た目、脂が多いなあと思ったのだけれど、これが食べてみるとびっくりするぐらいさっぱりとしている。
よく、おいしい脂身を「甘い」と表現しますが、甘いというよりも旨みを感じました。
くどさのないさっぱりとしたほどよい余韻の脂の旨みに、柔らかしっとりなお肉。
火通りのよい野菜を数種合わせてお肉と一緒にさっとしゃぶしゃぶしてポン酢でいただくと、もう最高でございました。
肩ロースで3品。
あぐー豚の冷しゃぶと夏野菜のぶっかけラー油蕎麦
あぐー豚のパプリカ巻、わさびなめたけのせ
いちじくのあぐー豚巻ソテー、バルサミコソース
豚バラを食べたときにも感じたこと。あぐー豚ってそれだけで食べてももちろんおいしいけれど、野菜との組み合わせが絶妙においしい気がする。
お肉自体の味が主張しすぎることなく、ほかの素材とも引き立てあって、手前味噌ながらどのお料理もいつもよりワンランクアップしたおいしさになりました。
野菜や果物や海産物、沖縄ならではの保存食やレトルト食品もいろいろと購入。
ほとんどが南城市物産館かスーパー(タウンプラザかねひで佐敷店)で購入したものです。
南城市地域物産館(公式)Instagram @nanjoshop
タウンプラザかねひで佐敷店
キーツマンゴーに島らっきょう、島おくら、ゴーヤー、シークワーサー、奥武島のもずくは南城市物産館で購入。マンゴーは贈答品用の箱入りのもののためさすがに高かったけれど、ほかの野菜やばら売りのマンゴーはお買い得でした。
インスタで去年教えていただいてからすっかり夏の定番になったマンゴーサルサを湯引き鱧にのせてマリネ風にしたもの。
もずくと島らっきょうは天ぷらに、ゴーヤーは定番のチャンプルー。
沖縄県産豚肉使用のオキハムのポークを使いました。
たくさん売られているスパム類、なかでもこれは沖縄産豚肉というのがおみやげにもいいですよね。
塩味がマイルドで食べやすかった。1つ218円。
撮り忘れてしまった黒糖は離島ごとに種類があって、量り売りで売られていたもの。こちらも南城市物産館で買いました。
私が買ったのは西表島産の黒糖、30gで350円。
お店の方に話を伺ったらやっぱり島ごとに味が違っておもしろいとのこと。
秋川牧園の鶏手羽を黒糖と黒酢で煮てみました。黒酢と黒糖って相性抜群。
野菜もこちらで買うよりなんだか濃い味がするのは気のせいなのか、チャンプルーも天ぷらもおいしかった。
奥武島のもずくはサイズが2種類あって、大が394円、小が216円でおみやげにちょうどいい。
初めて作ったもずくの天ぷら、べちゃべちゃにならずに揚げられて(水をしっかり切って先にたっぷり粉をまぶし、衣をつけたらすぐ揚げる!)楽しくなってしまい、なんどか作りました。
ちなみに泡盛は現地で飲み残して持って帰ってきたイオン琉球限定の神村酒造「琥珀伝説」というもので、オーク樽貯蔵とステンレス貯蔵の2種の泡盛をブレンドしているそう。
ロックでいただくとまろやかで甘い香り、おいしかったです。
ホーメルのじゅーしーの素(¥218円)はタウンプラザかねひで佐敷店、海ぶどうは那覇市の市場通りの入口あたりにある出店で購入。
レトルト食品をそのままの味でいただくよりどうしても手を加えたくなるため、人参や椎茸、ひじきを少し足してお出汁で炊きました。
足した具材か出汁のおかげか、レトルト感なく炊けました。
もずくのスープは汁好きの娘が喜んで食べていました。
帰宅しても旅先に思いを馳せながら料理して食べて飲んで。
旅行は行って帰ってで終わりではないなあと、夏の間しばらく沖縄の味を楽しみました。
まだまだ食べたいものがたくさんある沖縄。今度行ける日が来るまで食べたいものをリストアップしておかないと!