2021年が始まりました。令和3年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末の帰省も旅行もなしのため、このたびは少し気合を入れておせちを作りました。と言っても好きなものだけを詰めたのと、量もそれほどいらないということで、予想よりは楽だったかもしれない。
それよりも、おせちと大晦日の食事、お花などの買い物が一番大変だった…買い忘れが激しすぎて何度も出るはめに。次回は絶対にメモを忘れないように。
大晦日は恒例の鴨鍋です。天ぷらを揚げることを数年前にやめたので、以降この形。鴨肉はハイ食材室のマグレカナールを使いました。
お酒は諏訪の宮坂酒造、真澄あらばしり純米吟醸。7号酵母、山恵錦とひとごこち、精米歩合55%
フルーティーだけれどしっかりしたお酒で、お鍋によく合いました。
長野と言えばの真澄、以前よりとてもおしゃれなラベルのお酒が増えてバラエティ豊富です。以前長野の酒メッセで他の蔵元の方もおっしゃっていたけれど、長野のお酒は東京へ出されることが多いそう。日本酒もワインもなかなかこちらでは手に入らなくて。ネットでは買えるけれど、やっぱりお酒好きとしてはお店で直接買いたい(そして叶うなら現地で買いたい)。
ちなみに真澄は成城石井に数種類取り扱いがあります。
お蕎麦は一気に有名になった信州ほしの、小諸七兵衛。今や大阪のスーパーやデパートには必ずあると言っても過言ではなさそう。こちらは以前から知っていたものの、平たい蕎麦はそれほど好みではなく買ったことがなかったため、初実食。
つゆがらみのよさ、これはもうコピーのとおり素晴らしいです。鴨南蛮や鶏南蛮のようなお肉が入ったお出汁と相性が良さそう。大晦日の鴨鍋の〆にはぴったりのお蕎麦でした。ただ、もり蕎麦で食べるなら風味と香りは物足りないかなあ。
大阪ではなかなか好みのものには出会えない乾麺のお蕎麦。長野に行けるようになったら、めちゃくちゃ買ってこようと思います。
2021年のおせち。
お煮しめ
有頭海老煮
お雑煮(私はお餅なし)
たたきごぼう
黒豆(母作)
紅白かまぼこ
数の子
鰤の塩焼き
出汁巻き卵
たらこ昆布巻き
紅白なます
お雑煮は前日の鴨出汁も使うので色は濃いけれどコクがあっておいしい。お煮しめは今回も大原千鶴先生のレシピで作りました。たっぷり作って3日間ぐらい食べたけれど飽きない。大好きです。
お酒は仁井田本家、にいだしぜんしゅ しぼり 中汲み生もと純米生。トヨニシキ、精米歩合80%
大好きな自然派のつくり手さんのお酒です。ナチュラルな炭酸ガスが心地よく、メロン、バナナ、マンゴーのようなフルーツの香りたっぷりながらほどよい酸があり、バランスが最高。癒される味わい。
私は秋川牧園から買いましたが、つくり手さんのサイトから直接購入もできますし、楽天市場でも取り扱いがあるよう。
お正月に使いたいなと思って素敵な酒器をいくつか買ったので、またアップしようと思います。
友人宅での新年会。ちょっといいワインをみんなで飲みたくて、寝かせていたブルゴーニュを開けました。
ルイ・シュニュ サヴィニ オージャロン プルミエクリュ2010
すごくおいしかった!何度も書いていそうだけれど、おいしいピノを飲んでいるときの幸福感ってなかなかないです。
焼き煮したマグレカナールと、鶏もも肉にフォアグラを巻いてオーブンで焼いたチキンロール、鰤のカルパッチョをおみやげに持って行きました。お肉のソースはバルサミコ山椒。
我が家にとっての町中華的存在、珉珉。年末の買い物のときにもお昼を食べに行ったのに、年始の買い物でもまた行ってしまいました。
辛い物が食べたくて、辣子鶏(ラーズージー)のミニを。花椒がビリビリする辛さでおいしかった。ミニなら一人で食べられる量なのでまた頼もうと思います。ここの茹で餃子といかとセロリの塩炒め、きゅうりの漬物が好き。
中華系が続きますが(醤油出汁系と違うものが食べたくなりがち)、鼎泰豊。
ピリ辛海老ワンタン、おいしかったな。小籠包もおいしいけれど、私はワンタンが好きだなあと思った。あと、ワンタンの左に写っている黒っぽいもの、これが大好きです。お麩と野菜の煮付け、600円。お麩と筍、椎茸、きくらげの甘辛い煮物なのだけれど、和風の味でなくて絶対に自分では作れない味。中国醤油なのかなあ。
買ったもの。
高島屋の地下で買った比叡ゆば八の福袋。これだけ入って1,500円(税別)でした!
中身の分かる福袋で、何度か食べたことがある湯葉ちらしの素がこれだけでも800円以上するのを知っていたので、お得感しかなかったです。湯葉大好きなのでしばらくいろんなお料理に使えそうでうれしい。